南大東島のスポーツシーズン

お久しぶり、南大東Dongosabowsの東です。

ずい分、間があいてしまいました。
忙しさにかまけて“フユウ”するといつまでも“フユウ”してる。
ホント“ドンゴ”ですね。

南大東はもう梅雨もあがって夏気分になるはずが、今年は太平洋高気圧の張り出しが弱くて“すっきり!カラッと!”行きません。
まだ、本州の皆さんのところまで梅雨前線をお届けできないでいます。

6月20日からは島中でスポーツが盛んになります。
職場対抗球技大会が行われるからです。
農協、役場、学校、気象台、郵電警、その他各事業所や有志がチームを組んで野球、バレーボール、ソフトテニス、卓球の試合が行われます。
それぞれ腕に覚えのある強豪が真っ向勝負をします。
「こんな小さな島でレクレーション程度だろう。
」と思われるかもしれませんが、イヤイヤどうして。
かなり本気で、すべて国際ルールで行われます。
南大東島の人はスポーツにはこだわりがあるのです。
開拓の祖、玉置半衛門が大変なスポーツ好きで開拓当初からいろいろなスポーツ大会が行われてきました。
野球やゴルフなどは日本に入ってきたばかりの頃からユニフォームや道具がちゃんと揃えられて行われていました。

ノンビリゆったりの南大東島も試合会場は真剣な空気が流れ、微妙な判定があれば双方から大きな抗議がぶつけられますから審判も大変です。
なぜこんなに本気か?というと、この大会の活躍如何で7月に行われる北大東島との対抗試合「南北親善競技大会」のメンバーの選抜が行われるからです。
北と南で年毎に交互に行われる「なんぼく」は、普段とっても近くにいるのになかなか交流の無い南北大東島民が一緒になる大変大きな楽しみです。
今年は南大東で開催されます。
どこからも遠く離れた小さな隣島同士、対抗意識もありますから伝統の「江戸相撲」と「沖縄角力」も加わって、とっても盛り上がります。
これから9月の大神宮祭の奉納相撲、11月は字対抗陸上競技大会と職域対抗駅伝、12月は字青年部対抗「玉置杯」とスポーツシーズンの開幕です。

南大東Dongosabows 東 和明

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2005年6月20日