見た目にもカラフルなカラーピーマン、つまり、パプリカ。
ピーマンといわれればわかるけど、パプリカといわれるとピンとこない・・・!?
ちょっと専門的になりますが、
パプリカの別名がカラーピーマンで、
学名からみると、
唐辛子やピーマンと同じで品種が違うだけ。
そもそも唐辛子を品種改良し、食べやすくしたのがピーマンです。
そして、
肉厚のカラーピーマンがパプリカと呼ばれるのは
オランダ産のものが多かったから。
オランダ語でピーマンを《パプリカ》と呼ぶのです。
ちなみに、香辛料のパプリカは
ピーマンが熟して赤くなったのを乾燥して粉にしたもの。

そうそう、
家庭菜園で育てたことのある方はご存知かと思いますが、
カラーピーマンも最初は普通のピーマンと同じ緑色。
それが、時間が経っていくにつれ
赤や黄色、オレンジのピーマンに変わっていくのです。
パプリカは一年中スーパーで見かける定番の野菜ですが、ちゃんと旬があります。
それがこれから。
夏です。
冬場の温室育ちと違って
太陽の光を浴びたパプリカはとっても元気で艶やか。
沖縄では石垣島でたくさん作られています。
太陽の下で育ったパプリカと
やはり同じく太陽の下で育ったサトウキビから作られたCORCOR、
つまんで、飲んで・・・いい組み合わせです。
〈材料〉

料理・スタイリング 薬袋きぬ子 / 撮影・江田孝弘
サンドイッチ用食パン 4枚〈作り方〉
黄・オレンジのパプリカ 1個ずつ
アンチョビ 30グラム
オリーブオイル 大さじ4
チャイブ 適量
塩・こしょう 少々
1)パプリカはグリルなどで黒くなるまで焼き、荒熱が取れたら皮をむく。〈ポイント〉
2)そして、細切りにして塩・こしょうを振り、オリーブオイルに浸してマリネしておく。
3)パンはトーストして9等分に切り、マリネしたパプリカ・アンチョビ・
4)チャイブを乗せればできあがり!
・パプリカを焼くときは、ガス台の魚グリルがお手軽! もちろん網で焼いてもOKです。
・オリーブオイルは、エキストラバージンがおすすめ。
・チャイブの代わりにパセリでもOK!

料理・スタイリング 薬袋きぬ子 / 撮影・江田孝弘