お部屋に着くまでの長〜い廊下を歩きながら
3人とも
へんな予感というか、
へんな感じというか、
へんな気分になっちゃって・・・
「なんか気持ち悪いよね?」
「イル よね?」
私たちはこのホテルには「幽霊がいる」という結論を出したのであります。
その体験をする1ヶ月程前。
3歳だった息子が
タイのホテルの部屋に着いたとたん、
「おかあさん、今日はこっちでねむるの?」
「いやだ!お家に帰りたい!」
と眼に涙をいっぱいためて主張されたことがあり
着いてそうそう グズってるぞ。と思いながら
「なんでぇ?」
「○○の大好きなホテルだよぉ。ここにお泊りするんだよ〜楽しいよ〜」
となだめると
「おかあさん・・・おめめの無い人がいるよ」
「こっちにもいる」
「座ってるよ」
と息子・・・
うっわぁぁぁあああ みえてるんだぁぁぁあああ (T-T); やばいぞぉぉぉおおお
どうする?どうする?どうするぅぅぅううううう
あっ、そうだ!
ここで! ウチナーンチュぶり 発揮!
魔除け用にと、持参していたマース(沖縄方言で塩の意味)を
部屋中にまいて
「この子と私たちは沖縄から遊びにきました」
「私たちにくっついても何もしてやれないのでどうか かんべんしてください」
「成仏しますように」
などなど心を込めてお祈りを開始。⇒1分ぐらい。
すると5分後には
ベットの上で、元気よく飛び跳ねて遊ぶ、我が子の姿。
おぉ〜たすかった〜と思いました。
息子のこの体験が気になった私は、
沖縄に帰ってから、ちょっと調べてみました。
すると、
タイほど幽霊の多い国は無いそうです。
タイでは幽霊、霊魂、精霊のことを「ピー」というそうで、
「石をなげれば、ピーにあたる」というほど、ピーがいっぱい!
幽霊大国だそうですよ。
タイへ行くときはマースを持って行くことをおすすめします。
で、大阪のホテルの話しに戻りますが
実は私今日も、またそのホテルに宿泊なのです。
学習能力がないというか・・・
立地条件がよく便利さには勝てなかったというか・・・
どんな夜になるのかちょっとだけドキドキしている金城であります。