なんと焼き魚に小鉢、ご飯、味噌汁、特製お新香に食後の紅茶付き。
すごいでしょ。 いいでしょ。
なので11時半の開店と共に、サラリーマンのお父さんたちが、カウンターを埋め尽くし、12時にはお店に入れず帰る人たちがチラホラ。。。。
ここんとこまともな昼ごはんを食べていなかったので、
「今日は絶対、このお店のお昼を食べるぞっ!」 とすごい勢いで打ち合わせから戻ってきました。
ああぁ〜 おいしかった。
え? お店の名前?
ぜ〜ったい、教えなぁい。
で、そこのアルバイトの子が
「今日は何の日でしょう?」
と、突然聞いてきました。
「ん・・・・・・昨日は3月3日のひなまつり」
「耳の日でもあったよね。」
「今日は3月4日ですよ」
「3と4・・・・あっ、サンシンの日だ!」
今日沖縄は「サンシンの日」です。
サンシン(三味)とはニシキヘビの皮を使った沖縄三味線のことです。
ビギンを始めとする沖縄アーティストたちのおかげで、だいぶメジャーな楽器になりましたよね。
今日は沖縄各地で一日中、サンシンライブが何処かしらかで行われ、
ある県内放送局では、今日の時報はサンシンでお知らせというシャレたことも行われています。
にぎやかにサンシンを弾きながらの琉球王府の江戸のぼりの姿に、江戸の人々が驚き魅了され、日本三味線が生まれたという説もあります。
音楽と平和をこよなく愛する沖縄。
刀を床飾りとしていた日本士族と違い、琉球士族は三線を箱に入れて飾っていたほど。
そういえば小さい時、おばあちゃん家も床の間はサンシンと琴だったなぁ。
さぁてと、たまには民謡聴きながら帰ってみようかな。