優雅な出張

東京は寒かったです。

出発した日、沖縄は26度。
スーツ着てるだけで汗がでる。
空港までのタクシーはクーラー バリバリ全開。

なのに羽田空港に着いたら・・・・2度。

気温差なんと24度!

風が痛い! 指も痛い! 雪まじりの雨。
ほんとビックリ。 同じ国とは思えませんよね。


二ヶ月ぶりの東京出張。

いつも泊まるホテルは満杯!
特に品川・新橋など山の手沿線は受験シーズンで全く予約ができない。

どうしよう・・・・。野宿?
いやぁ〜〜ん。

そうそう私と金城祐子の出張はいつもバタバタ。
両手にいっぱい荷物抱えて、分刻みのスケジュール。
その上、おっちょこちょいの二人。ハプニングも続出です。

また仕事柄 Bar など夜の打ち合わせも多いため
出張時、平均睡眠時間は3時間。
洋服のままベットに倒れこみたいのをガマンしてお風呂に入るんだけど
よくバスタブの中で居眠りしちゃってます。


でも今回は1泊2日でアポが3件のみ。
めずらしくゆったり出張。

更に受験生には縁遠い街でホテルの予約が取れちゃった。
なんと、銀座。 大人の街。

ということで、今回は優雅に ”銀座” にお・泊・り  うふっ。
いつもと違う出張になりそうな予感。

が、やっぱり  やってもうたぁ〜。

飛行機が20分遅れの到着。
早朝の地震で電車もゆっくり走行。

それでもなんとか銀座駅に到着、
急げばなんとか約束の時間に間に合うはず。

でも駅をでたら雨。
コンビニで傘を買い、
念のために地図を見せながらホテルの場所を確認。
「右にまっすぐです」

ありがとう!お兄さん。

急げ♪ 急げ♪

「見てみて!歌舞伎座よ。」
「すっご〜い♪」

??
なんか違う気がする。

念のため、チケット売り場で確認、確認。
「大丈夫! この道まっすくよ。」

ありがとう!! おばちゃん。


もうすぐよ♪ 急げ♪ 急げ♪


「見てみて!ドンキホーテ。」
「ほんとだぁ。」

・・・・・・・・・・・・?

新橋って書いてない?

ホテルに電話。
残念! 真逆ですからぁ。
歩いたら30分です。・・・・・斬り!!

うえ〜ん。  なんて泣いてる場合じゃない。

タクシーを捜そう!
先方に電話よ!
誰かにお客様のお迎えも頼まなきゃ!
会場を提供してくださる方への手土産も買うの忘れたぁ〜!!
えっ、運転手さんも道がわからなぁい!!


で、結局30分遅刻。
ごめんなさい。
酒販ニュースの大崎さん。
そしてスペシャルサンクス。沖縄電力東京支社の皆々様。


翌日。。。

個々にお昼の打ち合わせも終わり、
私はひとり銀座から空港に。

社長とは羽田で待ち合わせ。

少し早めにホテルを出て、荷物は持っているけど、憧れの”銀ブラ”

一度してみたかったのよね。
キムラヤのあんぱん買おっと。


あら? 携帯が鳴ってる。

「金城祐子様のお連れ様ですか?」
「はい」
「金城様のお部屋のトイレに携帯をお忘れですよ。」


♪〜♪〜♪
「たからさぁん。探しても探しても携帯がないんだけど・・・知ってる。」
「うん。預かってる。」

優雅な出張は、ほど遠いようです。

2005年2月18日